花の名前は漢字でもかわいい?女の子の和風な名前に使われる花をご紹介!
花の名前を漢字でいくつ知っていますか?
花の名前で漢字だと難しいって思いますよね。
お花屋さんに並んでいる花はだいたいカタカナの名前がほとんどです。
でも、花の名前って人の名前によく使われるように綺麗で可愛いものが多いんですよ。
難しいものが多いのも確かですが。
花の名前は漢字でもかわいい?女の子の和風な名前に使われる花をご紹介!
今回はそんな綺麗で可愛い花の名前をご紹介していきます。
和風な漢字の女の子に使えるかわいい花の名前をご紹介!
身近にある花の名前をどのくらい言えますか?
よく目にする花でも、名前は知っていても漢字は知らないものは結構あります。
でも、名前を知ってその漢字を知ると、美しく上品に感じる気がするのは私だけではないと思いますがどうでしょうか。
英名にはない雰囲気が加わるような気がします。
いつも見ている花の名前と漢字を知ったら、見る目が変わっていつもの道がちょっと楽しいものになるかも?
難しいけど知っている花の名前
難しい漢字といいつつ、実はけっこう知っていると思います。
人の名前だったり、漫画や小説などの物語の登場人物の名前にも花の名前はよく使われているからです。
- 桜(サクラ)
- 菫(スミレ)
- 椿(ツバキ)
- 桔梗(キキョウ)
- 睡蓮(スイレン)
- 牡丹(ボタン)
- 胡蝶蘭(コチョウラン)
- 茉莉花(マツリカ)
よく女性の名前で使われているのを見たり聞いたりしたことがありますね。
知らなくても漢字を見たら読める漢字ばかりで、お花もどこかで見たことがあるものばかりではないですか?
睡蓮は蓮(レン)の部分を名前で使われることが多く、男性にも使われています。
茉莉花はジャスミンのことで、名前にするときはマリカと呼ぶことが多いようですね。
花の名前は画数の多いものが多いです。
難しく感じるのはそれが原因の一つでもありそうですね。
名前は知らないけれどすぐ身近にあった花たち
ここまでは見たら読める感じでしたが、次はもう少し読みにくいものをご紹介しましょう。
- 槐(エンジュ)
- 李(スモモ)
- 撫子(ナデシコ)
- 梔子(クチナシ)
- 紫陽花(アジサイ)
- 向日葵(ヒマワリ)
- 山茶花(サザンカ)
- 石楠花(シャクナゲ)
見たことや聞いたことがあるからわかるけど、というものが混ざり始めました。
こういうものだと覚えるしかありません。
紫陽花と向日葵はすぐ想像がつきますが、他はどうでしょう?
槐は街路樹に使われることが多い木で、李は花よりも果物としての方が有名ですね。
撫子は名前は有名ですが、お花はかわいらしい野花のイメージで派手な感じではありません。
梔子はジャスミンににた香りの白い花で、庭木にすることもあるので時々見かけます。
山茶花は演歌のイメージなんですが、椿によく似た花が咲きます。
石楠花はつつじによく似た花が咲き、公園とかで見かけますがこの名前は読めませんでした。
名前は難しくなっていきますが、お花はあまり大きくなく控えめで可愛いものが多いです。
不思議な読み方の漢字の名前
次はどうしてこうなってるの?と不思議に思う名前を紹介します。
- 薊(アザミ)
- 薺(ナズナ)
- 秋桜(コスモス)
- 竜胆(リンドウ)
- 風信子(ヒヤシンス)
- 蒲公英(タンポポ)
- 百日紅(サルスベリ)
- 満天星躑躅(ドウダンツツジ)
薊は、野原に咲いているイメージですが、ちょっとチクチクしそうな花ですね。
薺は、ホントにあちこちで見かける花で、春の七草のひとつ。
秋桜も皆さんよくご存じの秋を代表する花ですね。
竜胆は、食べるとすっごく苦いからこの名前がついたらしい。
風信子はみたまま「ふうしんし」と呼んでも間違いではなく、ヒヤシンスという読み方にはは諸説あります。
蒲公英はタンポポですよね、和みますよね。
百日紅は、猿滑ともいわれ猿が滑るほど木の幹がすべすべなことからついた名前ですが、夏の間長い期間花が咲き続けることからヒャクジツコウとも呼ばれる。
満天星躑躅とは、白い小さな花が咲く様子を表している名前で、中国からはいってきたときの読み方をそのままあてたものらしい。
漢字もですが、花も中国から渡ってきた時の名残が名前に残っているんですね。
花の名前は漢字がむつかしい!和風でかわいい女の子の名前とは?
難しい漢字の花の名前ってたくさんあるんですね。
ここまでもたくさん出てきましたが、まだまだあります。
でも、どの花もどこかで見たことがあったり名前は聞いたことがあったりして、本当にお花は身近にあるんだなと感じました。
そしてどのお花も綺麗でステキです。
次はどんな漢字の名前が出てくるんでしょうか。
綺麗な花の名前は難しい
次は有名な花の名前の漢字をご紹介します。
漢字を見たら、難しいけど知っている名前が多いのではないでしょうか。
- 薔薇(バラ)
- 菖蒲(アヤメ)
- 鉄線(テッセン)
- 金魚草(キンギョソウ)
- 金木犀(キンモクセイ)
- 花水木(ハナミズキ)
薔薇は皆さんご存じですよね。
菖蒲は、初夏のころに咲き、紫や白の花が咲きます。
鉄線は、春に咲く花で8~12㎝の白や紫の大きな花をたくさん咲かせます。
金魚草は、スナップという名前でも呼ばれていて、花の形が金魚に似ているためにこの名前になったとか。
金木犀は、10月くらいにオレンジ色の小さな花をいっぱい咲かせる花で、金木犀の香りがし始めると秋だなと思います。
花水木は、街路樹としてあちこちで見かけますね。
歌の名前やホテル、お店の名前に多く使われています。
漢字の名前ってなんだかかっこいいと感じませんか?
物語を感じるというか、空想が広がっていきます!
漢字とは別に名前のある花
次は、漢字の名前もあるけれど別で名前があってそちらの方が知られている花をご紹介します。
- 胡蝶菫(コチョウスミレ)
- 薫衣草(クヌエソウ)
- 君影草(キミカゲソウ)
- 香豌豆(カオリエンドウ)
- 篝火草(カガリビソウ)
- 鬱金香(ウッコンコウ)
胡蝶菫、パンジーと言えば皆さんもよくご存じだと思いますが、こんな漢字を書くんですね。
薫衣草はラベンダーのことで、ラベンダーに漢字の名前があることに驚きましたが、この名前はラベンダーの香りに由来しているそうです。
君影草とはスズランの別名で、由来は葉の陰にひっそりと咲く花の様子からきているそうです。
香豌豆はスイートピーのことで、スイートピーを日本語にすると甘い香りのする豆になることからこの名前になったという。
篝火草はシクラメンのことで、この花も咲いたときの姿が篝火のように見えることからこの名前になったとか。
鬱金香は、チューリップのことでこの漢字は中国からきたのをそのままだそうです。
チューリップの香りがウコン(ターメリック)の香りに似ていたためにウコン=鬱金の香りで鬱金香ですって。
チューリップの香りってかいだことないですよね。
花はよく知っているのに漢字の名前があることも知らなかった花がたくさんありました。
そしてどれも漢字が難しい!
名前の漢字の由来
ここまで漢字の名前をご紹介してきましたが、漢字の名前だからと言って日本の名前というわけでもないんですよね。
外国からはいってきて当て字をつかったとか、中国からはいってきてその名前をそのまま使ったとかいろいろです。
漢字の名前がついていても、お花屋さんでもあまり漢字で書かれるのは見ないですね。
ほとんどカタカナで書かれていますが、その方が間違えることはないしみんなが読めますからそうなっているのでしょう。
名前に漢字をあてる考え方は、花が咲いている姿にちなんでつけたり、香りが良いとか何かに似ているが基準のようですね。
私が好きな花のなかでは、極楽鳥花(ゴクラクチョウカ)なんかは名前も見た目もそのままでわかりやすくていいと思います。
極楽鳥を連想する花の形をしているからこの名前で、ストレリチアとも言います。
あとピンクッションですね。
お花屋さんにもよく置いてありますが、名前の通り針山のような見ためなのでこの名前だそうです。
お花の漢字は難しいですが、名前の由来はわかりやすいものが多いです。
まとめ
いかがでしたか?
たくさんの花の名前の漢字がありましたが、どれも難しいですね。
お花は綺麗で可愛いのに、漢字はいかついものが多い気がしました。
でも花の名前の漢字を知ったことで、その由来や性質の一部を知ることができてよりお花が身近になった気がしませんか?
難しいけど、綺麗で可愛いお花の名前を知ってちょっと誰かに話してみたくなりました。