アロマオイルって扱いが難しいんじゃないの?
なんて思っている方多いのではないでしょうか。
難しい使い方もありますが、初心者でも簡単に楽しむおすすめ方法はいくつもあります。
お家にあるものを利用していつものお部屋でいつもと違うリラックスタイムを過ごしてみませんか?
通勤電車の息苦しさを忘れさせてくれるアイテムを手に入れたくないですか?
今回はアロマオイルの初心者にもおすすめの簡単な使い方で香りを楽しむ方法をご紹介します。
身近なものを利用した初心者にも簡単なアロマオイルの使い方3選
アロマオイルとは、植物から香り成分を取り出したたものの事で、植物の花、果皮、樹脂などから抽出した天然由来100%のもの。
種類もたくさんあって、お花の甘い香りから森林浴をしているような木の香り、爽やかな柑橘系の香りなど様々です。
香りは個人の好みがはっきり分かれるもので、みんなが同じではありません。
自分の好みの香りをみつけてください。
あなたはどんな香りがお好きですか?
身近にあるもので手軽に楽しむ芳香浴
芳香浴とは、アロマオイルの香りを空気中に空気中に拡散させて香りを楽しむ方法です。
この方法は、アロマオイルの性質「揮発性」を利用したもので、「揮発性」とは蒸発するということ。
アロマオイルは空気に触れると蒸発して空気中に拡散します。
この蒸発した時に香り成分か空気中に広がっていくのですが、それを感じて楽しむのが芳香浴です。
芳香浴はアロマを一番手軽に楽しむ方法だと思います。
用意するもの
- ティッシュ、またはハンカチ
- お好きなアロマオイル
楽しみ方
用意したティッシュ、またはハンカチにお好きなアロマオイルを1~2滴たらして香りを楽しみます。
この方法はとても手軽で、あまり場所を選びませんし専用の道具も必要ありません。
自分のお部屋の中でテレビを見ながらそばに置いておいたり、寝室の枕のそばに置いておく、お出かけの時にカバンやポケットに忍ばせておくなど、どこでも使えます。
通勤電車の中でちょっと気分転換したい時などにも良いのではないでしょうか。
ハンカチを使う場合は、オイルの色が染みついて取れなくなることがあるので汚れても良いものを選びましょう。
蒸気を使って行う吸入法でうるおいを補給
蒸気を使って行う吸入法とは、アロマオイルをお湯にたらして蒸気と一緒に香りを吸い込む方法です。
この方法もアロマオイルの性質「揮発性」を利用したもので、今度はお湯の熱と蒸気を使います。
お湯の熱で揮発性も高まり香りが広がっていくのが早いですし、とくに冬場は蒸気で空気の乾燥を和らげますね。
用意するもの
- マグカップ、または洗面器
- お好きなアロマオイル
楽しみ方
マグカップにお湯を用意し、そこにお好きな精油を1~2滴たらして立ち上る蒸気と一緒に香りを吸い込みます。
蒸気と一緒に行うので、冬場はとくにおすすめの方法です。
乾燥でのどが辛い時など蒸気でうるおってよいですね。
アロマオイルの成分が粘膜を刺激するかもしれないので、長時間の使用は控えましょう。
誤って飲まないように注意してください!
沐浴法は簡単に足浴で楽しむ
沐浴法は、アロマオイルを入れたお湯に全身、または体の一部をつけて楽しむ方法です。
この方法は服を脱がなくても行えるので、ちょっと気分転換したい時に便利ですよ。
夏場にお風呂につかるのが面倒な時や、冬に足が冷えてしまって眠れない時などにもおすすめですね。
用意するもの
- 洗面器、またはバケツ
- お好きなアロマオイル
楽しみ方
洗面器、またはバケツにお好みの温度のお湯を用意し、アロマオイルを1~3滴たらしくるぶしより上くらいまでつけます。
だいたい15分くらいつかりましょう。
お湯がぬるくなったら集めのお湯を少し足してください。
椅子に座ってのんびりしながらできるので、良いリラックスタイムになりそうです。
この方法は手でもできるので、そちらもお試しくださいね
直接アロマオイルの入ったお湯に触れるので、アレルギーのある方はアロマオイルを選ぶときに気を付けてください。
かゆみや異常を感じたらすぐに洗い流してください。
アロマオイルを使って初心者が香りを楽しむ簡単なおすすめの方法
身近なもので楽しんだら、次はもうちょっといろいろ試してみたくなりませんか?
アロマオイルのお店に行くと必ず関連グッズが置いてあるのを見ると、ついつい目が行って欲しくなりますよね。
アロマクラフトのコーナーを見てしまうと作ってみたくなりませんか?
次は、アロマオイル専用の道具を使った楽しみ方や、手作りルームスプレーのご紹介です。
アロマオイルを使ってさらに楽しんでいきましょう。
アロマ専用の道具を使ってお部屋や玄関をステキに演出!
お店に置いてあって目に入るのがディフューザーやランプではないでしょうか。
これは方法浴として使いますが、見た目もおしゃれなものが多いので目移りしますね。
ここでは、その種類をご紹介します。
アロマディフューザー
アロマオイルを気化させて拡散させてくれるアロマ専用の機器です。
しっかり香りを拡散させてくれるので、広い空間での使用に向いていてリビングなどでも使えますね。
リードディフューザー
ガラス瓶にアロマオイルを入れ、そこに木製のスティックを刺して香りを拡散させるもので、あまり拡散力は強くありません。
見た目がおしゃれなので玄関などにインテリアとして置くのはいかかでしょうか。
アロマポット
小皿にアロマオイルを入れて下からキャンドルの火で温めて香りを飛ばすアイテムで、100均でもみかけることがあります。
ゆらゆらと揺れる火に癒されるのですが、火の扱いには注意が必要です。
アロマランプ
アロマランプは電気で温めて香りをだすアイテムで、間接照明にもなるのでおしゃれな空間の演出も出来ます。
手作りルームスプレーで空間をリフレッシュ!
次は、簡単に作れるルームスプレーです。
持ち運びもできるので、いつでもどこでも好きな香りを楽しめます。
用意するもの
- 精製水 80ml
- 無水エタノール 20ml
- お好きなアロマオイル 20滴
- 遮光ガラス製のスプレーボトル
作り方
ビーカーで無水エタノールを量り、そこにアロマオイルを入れて混ぜ、ボトルに移します。
ビーカーで精製水を量ってボトルに移し、蓋をしてよく振って混ぜて出来上がり。
精製水と無水エタノールは薬局に行けば手に入ります。
遮光ガラスのスプレーボトルは、アロマオイルを置いているお店ならだいたいおいていると思います。
アロマオイルは「脂溶性」でアルコールに溶ける性質を持っているので、先に無水エタノールと混ぜてから精製水を合わせましょう。
まわりに人がいるところでスプレーするときは、香りの好みが合わないこともあるので配慮しながら使ってください。
アロマオイルのご紹介と使うときの注意点
アロマオイルの中でも人気のあるものをご紹介します。
フローラル系 | ローズ、ラベンダー、カモマイル・ローマン |
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柑橘系 | グレープフルーツ、オレンジ・スイート、ベルガモット |
ハーブ系 | ペパーミント、ローズマリー、マージョラム |
樹木系 | ティートゥリー、ユーカリ、サンダルウッド |
フローラル系は、優しい花の香りで女性的な印象で、リラックスしたいときに。
柑橘系は、さっぱりした柑橘のフルーツの香りで、明るく前向きになりたい時や集中したい時に向いています。
ハーブ系は、薬草のようなすっきりとした清涼感のある香りのものが多くにリフレッシュしたい時におすすめ。
樹木系は、樹の皮や枝、葉からとったもので、森や木の香りで森林浴をしているような清々しい気分になれます。
アロマオイルは天然由来100%のものが本来のものですが、そうでない人工のものも出回っているので、購入の際は成分表を確認しましょう。
アロマオイルは天然のものであっても、使用について注意が必要な場合があります。
妊娠初期のかた、1歳未満のお子様がいるご家庭では使用を控えた方がよいとされています。
犬や猫などペットのいるお家でも使用には注意が必要です。
まとめ
アロマオイルを買ってみた、あるいはプレゼントで頂いたものの使い方がわからない!
そんな経験がある方は結構いらっしゃるのではないですか?
せっかく手に入れたアロマオイルですから、使い方を知って生活に取り入れ楽しんでいただきたいです。
今回の簡単に使えるおすすめの方法は気にいっていただけましたか?
思っていたより簡単だったときっとすぐにお試し頂けたことでしょう。
次はあなたがお友達におすすめして、香りを楽しむ仲間を増やしてみてはいかがでしょうか。