あなたは転職をしたことがありますか?
私は50代で長く働いた仕事から未経験の仕事に転職しました。
条件の合う仕事をみつけるのは無理かもしれないと、決まるまでは本当に気が気ではありませんでした。
新しい仕事に慣れるまでの期間は人によって差はあると思いますが、そこは時間をかけましょう。
馴染む為に何ができるでしょうか。
新しい仕事へ転職の後にどういう行動をとったか、私の経験をお話しします。
慣れるまでの期間は悩んだりしました。
その結果、無理なく新しい場所に馴染むには無理をしないことだと気づきました。
新しい発見がたくさんあるのでしんどいながらも良いこともたくさん待っているかもしれません。
新しい仕事に慣れるまでの期間は3カ月かかる?
それまで同じところで長い期間はたらいていましたが、事情があり転職することになりました。
求人情報を見ると仕事はたくさんあったので、条件の合ったところに応募し面接までわりとあっさり進みました。
心配したほどの困難もなく、ありがたいことに採用まで順調にすすみました。
あとは面接だけでは見えてこない現場の状況です。
転職後はとにかく緊張の連続で、周りも知らない人に囲まれるので落ち着きません。
その中で新しいことを覚えなくてはいけないのですから焦りますよね。
それまでのやってきたことはいったん忘れて、頭をからっぽにするように心がけました。
馴染むためにはあいさつから
1週間くらいは口を開くだけでも手汗が出ます。
でも、そこをふんばって声を出しましょう!
そう、あいさつです。
先輩たちは新人を警戒しながら様子を見ていますから、まずは笑顔であいさつからスタートしました。
無視する人も中にはいましたが、気にしないとらわれない。
私はな~んにも、右も左もわからない新人なので、仕事ができる人も出来ない人も仲良しグループも何も知りません。
とりあえず顔を見たらあいさつ、相手の機嫌が悪そうでも笑顔であいさつ。
仕事が始まったら、先輩や同じ部署に人とを見て、お話なんかも聞いて自分との相性など感じて記憶しておきます。
近くに空いている人がいなかったら、とにかく人がいたら捕まえてどうすればいいか聞くことをしました。
横をたまたま通った人声をかけたら、部署が違う人だったと笑われたこともあります。
そのことで他部署の人とつながりができたりして、何がなににつながるか不思議なものだなと思いました。
- あいさつは誰にでもできる簡単な声かけの方法
- 新人のうちにたくさんあいさつの声をかけておく
- 声はちょっと大きめにしっかり発音するよう心掛ける
新人のうちに失敗しておく
毎日、職場に行くのがまず逃げたいですよね。
3か月くらいは間違えても仕方ないなぁ~ってすませてもらえます。
なので、新人のうちに失敗経験はできるだけしておく。
失敗ってあんまりしたくないですよね。
失敗したら、怒られたり呆れたり笑われたりして嫌な気持ちになります。
でも新人のうちならそれだけですむので失敗しておくべきだと思いました。
もしかしたら、失敗したことで先輩たちが気にしてくれたり、気に入ってくれることさえあります。
わざと失敗は駄目ですよ。
間違えることによってさらに詳しい説明をしてもらえて、より仕事ができるようになることもけっこうありました。
私の場合、聞き間違いによる思い込みの失敗がちょこちょこあったんです。
失敗して怒られたことで先輩に面白がられて、より仕事を教えてもらえて働きやすくなりました。
- 失敗は早いうちにたくさんした方が後が楽になる
- 仕事を覚えるための失敗はたくさんしよう
- 面白い失敗をたくさん経験しよう
無理にコミュニケーションをとろうとしない
職場で一番気になるのが人間関係ですよね。
最初はコミュニケーションは難しいとあきらめておく方がストレスが少ないです。
だいたい3か月くらいでしょうか。
無理やり会話をしても疲れるばかりで楽しくありませんから。
わからない同士なのに無理におしゃべりしても何を話しているのかさっぱり意味がわからないとか。
かえって言わなくてもいいことを言ってしまって後で嫌われる原因になってしまうことも。
最初は耳をかたむけるだけからスタート。
おしゃべり好きのひとでも、最初はちょっとおとなしめからの方が先輩たちは落ち着けると思いますよ。
私の場合、最初のころは仕事の質問と天気の話ばかりでした。
あとは、とにかくなんでも聞いてますよって顔で聞く姿勢を見せること。
焦って話を遮らないことを心がけましょう、
- 無理に話題を作ってしゃべらない
- 焦らず時間をかける
- 最初は話を聞いているだけの方が職場の様子がよくわかる
転職して慣れるまでの期間で新しい仕事を無理なく覚える方法3つ
新しい仕事に慣れるまでの期間でいろいろ様子を見ながら、仕事を覚えることに集中しましょう。
そしてただ聞いているだけではなく、自分の仕事に活かすためにはなにができるか。
次は50代の私がやったことのお話です。
最初に考えたのは、とにかくいろいろ若いコと比べられたら負ける!という不安でした。
なので、3カ月である程度仕事を覚えるか、職場に馴染めるようになろうと計画して出勤しました。
新しいことへの期待もあり、ドキドキわくわくもたくさん感じながらのスタートです。
先輩の真似をする
まずは仕事を教わったら言われたとおりにする、見たままを真似することをしました。
あれれ?と思っても、先輩の行動を真似をします。
先輩たちのやり方はそうなった理由がある、疑問があってもとにかく一回はそのまんまやってみる。
次は疑問に思ったことをその場で聞く。
私の場合、すぐ忘れるので「コレはどういうことですか!?」と後回しにせずに声を上げてました。
一回で分からなくても何度も聞けば良いし、まんま真似をすることで先輩も安心して次はもっと教えてくれたりします。
この時に間違ったことを教えられていた場合は当然失敗するのですが、それは気にしないようにしましょう。
なにせ新人なのですから。
もし教えてくれる先輩と合わなかったら、誰か相談できる人を探しましょう。
- 先輩の真似をする
- 言われている内容が聞き取れなかったらその場で聞きかえす
- なにかを聞くときは言葉をハッキリいうと聞いてもらいやすい
- 合わない先輩がいて困ったらだれか相談できる人を探す
真似をしたい先輩をみつける
いろいろ真似しながら、次はこの先輩のやっていることを真似したいと思う先輩をみつけることをしました。
仕事については、人によってスタイルが違うと思います。
教えてもらうときも「ほかの人は違うかもしれないけど~」と先に言われることがよくありました。
仕事内容が同じでも、人によって途中経過が違うときがあります。
自分の頭に入ってくるやり方をしている人を探しましょう。
まったくいないことはないと思います。
これは作業内容だけではなく人間関係でも同じで、真似したい人は波長が合う人の場合が多いです。
部署が違って作業は一緒にできないけど、一目置ける仕事をしている人が見つかると仕事に行くのが少し楽になります。
- 真似をしたい人を探す
- 波長の合いそうな人を探す
- 仕事のできる人の近くで仕事をする
慣れてきたら長く働いている人をよくみる
だいたいどの職場にも長く働いている先輩はいるものです
その先輩たちを見て、自分はどのいつまでここで働きたいかを想像してみました。
長期間いる人が、なにかしら自分にとって魅力的に感じたら長く働ける職場だと感じますよね。
人間関係が穏やかだったり、仕事が好きそうだったり理由は何でもいいのですが、働いている姿が気持ちのいい感じの人が多い方が働きやすいです。
でも、嫌味な人や能力の低い責任感の無い人が多かったら、長居をしたいとは思えません。
職場にいる時間はけっこう長いので、できるだけいい気分で仕事をしたいものですね。
人の意見は参考程度に聞いておきましょう。
- 長く働いている人が魅力的な職場は働きやすい
- 嫌味な人が多い職場は早めに転職を考える
- 自分の感覚を大切にしましょう!
まとめ
いかがでしたか?
新しい仕事はだいたいはやればできます。
心配なのは、慣れるまでの期間に不安があるってことですね。
転職後に早く馴染むためにと焦って無理をしないことです。
新しい仕事についてから慣れるまでの期間をどうすごすか。
せっかくみつかった職場ですから、できれば長く勤めたいと思います。
それでも転職後に馴染むために努力したけどダメだと思ったら、早めに次の仕事を探しましょう。