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リラクゼーションセラピストの年収や給料は安い?元セラピストが語る!

リラクゼーションセラピストの年収や給料は安い?元セラピストが語る!

リラクゼーションセラピストの給料は、安いのか?

リラクゼーションを始めたい人にとっては気になるところですよね。

私が15年この仕事で働いて、だいたい年収で200万から300万です。

完全歩合の場合は収入が安定しないので絶対にこのくらいとは言えませんが。

月単位では安い月があっても、年収で考えると生活ができる程度にはなると思います。

この収入を安いと思うかどうかは働く人の状況によると、いろんな人をみてきて思いました。

今回は、業務委託で完全歩合の契約をしているリラクゼーションセラピストの年収、給料についてお話していきます。

 

リラクゼーションセラピストの年収や給料を上げるためにできることは?

リラクゼーションセラピストの年収は、だいたい200万円から300万円だと思います。

働き方によってはもっと高かったり低かったりしますが、拘束時間が10時間以上でだいたい月22日勤務だとこのくらいではないでしょうか。

暇になると人間ろくなことを考えないもので、自分の報酬を時給に計算している人がいましたが、びっくりするくらい安いですね。

月単位で考えるとまあまあになるのですが。

ボーナスなし、有休なし、交通費なし、福利厚生なし。

個人事業主になるのでけっこう大変ですが、その分あれこれ言われることは少なかったですね。

 

シフトを工夫する

こういう契約の場合、会社側に人件費がかからないのでシフトを増やす方にはあまり悪く言われません。

同じ職場のセラピストたちの理解を得られればわりと自由がききます。

協力しあってお互いに都合の良いようにシフトを組みましょう。

リラクゼーション業界の忙しい日は、他のサービス業と同じく土日祝日と言われています。

時間帯では、やっぱり夕方から深夜にかけてが込み合う傾向にありました。

あとは職場のある地域によって多少の違いが出てくるでしょう。

年間での繁忙期は、夏の7月から9月初旬、年末年始、GW、くらいでしょうか。

閑散期は9月下旬から12月初旬までくらいでしたが、まったくお客さまが来ない日もありました。

  • 職場のセラピスト同士で協力して稼げるようシフトを組む
  • 時間帯を考えて出勤時間を決める
  • 繁忙期と閑散期を自分の年間予定に入れる

 

接客力をあげる

リラクゼーションセラピストの仕事は接客業です

お客さまはリラックスしに来られていますが、何を求めているかは人によって違います。

施術によって身体のリラックスを求める人、おしゃべりによる癒しを求める人、これら両方を求める人、ほかいろいろおられました。

新人のうちはとにかく人の話を聞いて、心地く過ごしてもらえるよう接客に力を入れました。

それに空いている時間は仕事についていろいろ考えていました。

施術の練習、本を読んで勉強、休みの日はお金を出して他のお店で施術を受るなどなど。

技術と接客の勉強に時間とお金を使いました。

あとはどれだけお客さまと接するかです。

技術だけで指名をとるのは少数派で、ほとんどは会話するセラピストが有利でした。

もちろん技術は無いとだめなのですが、どちらかといえば接客が良ければ喜ばれる傾向にありました。

  • リラクゼーションセラピストは接客業
  • 技術を得るには勉強と練習が必要
  • 会話をできるセラピストが有利

 

指名を多くとる

指名してくれるお客さまがいると、お客さま待ちの順番に関係なく自分の仕事になるので収入につながります。

指名料があればそれも入ってくるのでこれも収入に直結するので、指名をとれることは大事だと思いました。

技術力を上げるのと接客力を上げるのはもちろんですが、相性のいいお客さまにどれだけ当たれるかです。

これは運と仕事量にかかってくるので、たくさん仕事をすること。

でも、お客さまは気まぐれなので、あっさり来なくなったり指名変えをされたりするので、その場合はすぐに忘れて次にいきましょう。

指名については会社によって規定が違います。

指名料がない会社もあるので、気になる場合は調べてみた方がいいでしょう。

  • 指名をしてもらえるよう技術と接客力をあげる
  • 指名が欲しければたくさんのお客さまにあたる
  • 指名が離れたらすぐに忘れましょう

 

リラクゼーションセラピストの年収や給料が安い理由とは?

普通のパートさんやアルバイトさんだと時給で給料を計算してもらう場合がほとんどですよね。

会社員になった場合、月給だったり出来高制というのが出てきます。

リラクゼーションセラピストの歩合制はこの出来高制に近いもので、実際に働いた分だけ契約内容で決めた金額を渡しますよ、というものです。

この制度、体験してみないとなかなかわかりづらくて理解をするのにちょっと時間が必要でした。

今回は私の体験したことや、周りで起きたことをお話していきます。

 

完全歩合制と他の給料制の違い

まず時給制とは、1時間いくらと決まっていてその時間分を職場にいれば給料が発生する報酬のことだと思います。

日給制や月給制の場合は、1日か1か月単位で決められた給料を支払う制度。

ひどい話、仕事をしなくても決まった時間に職場に存在していれば収入が発生する、というものですね。

アルバイトをしていた時は、働かないのに給料だけはもらっていく人たちをよく見かけました。

次に完全歩合制の場合は、お客さまが来店して施術した時間分のみに契約で決められた報酬が発生する、というもの。

職場に何時間いてもお客さまが来店して施術できなければ収入は0円。

その代わり、働けばその分報酬が増えてやる気も出ました。

報酬は1分いくらで計算されていて、会社にもよるので調べてもらうことをおすすめします。

  • 時給制    → 1時間ごとに決まった金額
  • 日給・月給制 → 1日または1か月ごとに決まった金額
  • 完全歩合制  → 実働時間のみ報酬が発生

 

拘束時間と働いた時間は別のもの

時給制やその他の給料形態だと職場にいる時間は給料が発生する時間とイコールだと思います。

完全歩合の場合は、どれだけ職場にいても施術をしなければ収入にはなりません。

ここがなかなか飲み込めないところです。

これまでの経験から、職場にいるのでなんだか仕事をしているような安心感があったりしますが、収入にはなっていません。

職場にいると雑用がけっこうありますが、そこはただ働きです。

ごくまれに雑用にも報酬を発生させてくれるところもあるようですが、ほぼありません。

お客さまに当たるのも順番があるので、お客さまが来店されても順番が来るまでは待機です。

この待機時間になにをするのか、待っている間に気持ちを腐らせない何かを考えられるかどうかでこの仕事を続けられるかが決まると思います。

  • 職場にいるだけでは収入にはならない
  • 雑用はただ働きでも、誰かがやらなければならないこと
  • 待機時間の活かし方を考えられるかどうか

 

毎日かかる必要経費

入るばかりではなく出ていくことも考えないといけません。

交通費や仕事にかかる経費など調べておくことと記録しておくこと。

完全歩合制の場合は業務委託契約なので、雇用ではなく個人事業主です。

なので、確定申告することになります。

年金や保険も、国民年金と国民健康保険になるので自分で手続きしなければいけません。

会社員とかアルバイトやパートのときは雇用されていたので、会社がやってくれるので楽でした。

確定申告にそなえて日頃から領収書を集めておくとか収支記録をつけるとか必要になってきます。

これをため込むと確定申告の時期にしんどい思いをすることになるので、日々ちょっとずつこなしていっておきましょう。

  • かかった経費をこつこつ記録しておく
  • これが噂の領収書集めと実感
  • 経費について調べる

 

まとめ

リラクゼーションセラピストの年収については参考になりましたか?

たしかに給料は安いですよね。

上げようと思えば上がるのですが、なかなか難しい状況です。

これからリラクゼーションセラピストを目指す方は収入についての参考になればいいなと思います。

給料が安いのや年収がすくないのでは続けていけませんから。