ヴァイオレット・エヴァーガーデン

ヴァイオレットとギルベルトのその後は?アニメと原作の違いは?

ヴァイオレットとギルベルトのその後は?アニメと原作の違いは?

ヴァイオレットとギルベルトのその後って気にならない人いますか?

テレビアニメのあの終わり方、劇場版の最後、気にならない方が無理ですよね。

アニメと原作では終わりが違います。

というか、そもそもヴァイオレットとギルベルトの再会シーンやタイミングも原作とアニメで違います。

アニメでは語りきらなかった部分が原作にはあって、アニメ版のその後と言うより別の世界線になってますね。

今回は、ヴァイオレットとギルベルトのその後とアニメと原作の違いについてお話しましょう。

ネタバレを含みますので、知りたくない方はご遠慮ください。

 

原作のヴァイオレットとギルベルトはアニメのその後?違いはあるの?

原作のヴァイオレットとギルベルトは出会いは同じで、ギルベルトのお兄さんディートフリートからです。

その後が同じだったり違ったり、いろいろあります。

再会の場面はだいぶちがいます。

性格も原作の方が全体的に大人びているように感じます。

 

アニメのその後はどうなったの?

テレビ版のその後ということなら、劇場版がその後です。

最後の二人で寄り添っているシーンですね。

先日の金曜ロードショーでは、最後の二人が一緒にいる姿がカットされていたのでびっくりしました!

あのシーンを見てその後は想像してねってことだと思ってたのに。

原作の最後がアニメのその後に当てはまるなら、ヴァイオレットはギルベルトと想いを通じ合わせて幸せなラストシーンです。

さらにその後、というなら劇場版の入場者特典の『ギルベルト・ブーゲンビリアと儚い夢』でしょうか。

二人は結婚したようです。

あと、受注生産されていた、【ヴァイオレット・エヴァーガーデン~ラスト・レター~】の中の『星降りの夜とさみしいふたり』は読めていません。

これがラストかもしれませんが、二人が幸せなお話のようですよ。

 

テレビ版のラストと原作のラストの違い

テレビ版のラストの事件、列車襲撃事件は原作でもあるんです。

細かく言うと色々ありますが、大きく違うのは原作では列車襲撃のときにギルベルトが出てきてヴァイオレットと再会することです。

アニメのラストは航空祭ですが、原作では航空祭の方が先にあって、そこで再会はしませんがヴァイオレットはギルベルトが生きていると知ります。

その後に列車襲撃事件が来て、そこでギルベルトがヴァイオレットを助けて再会しました。

原作はこの後、【外伝】と【エバー・アフター】と続きます。

テレビ版を見ている時には原作を見た後だったので、原作を見ていない友人とアニメを語るときは非常に苦しかったのを思い出します。

アニメだけを見ている友人は「ギルベルトは生きているのか、今後でてくるのか」とよく言っていました。

アニメは二人の再会に待ったをかけて、映画までもっていきたかったんでしょう。

友人はまんまとはまっていました。

 

原作がアニメのその後かどうか

原作がアニメのその後と言ってもいいのかな~とは思います。

でも、キャラが違っているし、流れも違うのでよく似た別のお話、ともいえるのではないか?

原作が漫画だったら見るよって人もいるんだろうな。

私はどっちも好きなのでどちらが原作だったとしても読んだかも。

でも、漫画の場合は絵が好みと違ったら見なかったでしょう。

ヴァイオレット・エヴァーガーデンについては小説が原作で良かったです。

もし漫画だったら、アニメの作画に圧倒されていたのではないかな。

原作を読んでいない人はぜひ小説を読んで、ヴァイオレット・エヴァーガーデンの世界をもっと楽しんでほしいですね。

アニメを見た後なら【外伝】と【エバー・アフター】だけ読むのでも十分その後や他のエピソードを楽しめます。

 

ヴァイオレットとギルベルトのアニメと原作の違いは?その後も違いが?

原作とアニメでヴァイオレットとギルベルトのキャラがちょっと違います。

他の登場人物もけっこう性格が違いますけどね。

アイリスとエリカは原作にはいません。

ラックスっていう女の子がCH郵便社で働いています。

ホッジンズはあんまり違わない気がしますが、カトレアとベネディクトもけっこう違いますよね。

 

ヴァイオレットについて

原作のヴァイオレットは、病院を退院してエヴァーガーデン家に引き取られて可愛がってもらっているお嬢様になります。

エヴァーガーデン家の奥様ティファニーさんと旦那さまのパトリックさんは、ヴァイオレットをとてもかわいがってくれていました。

でも、ヴァイオレットは何をされても浮かない顔ばかりで興味を示さず、部屋に閉じこもっていて、見かねたティファニーさんがホッジンズに相談します。

ホッジンズに会って、こんな役に立たない自分が可愛がられていいはずがないと泣くヴァイオレット。

そこから、ホッジンズがCH郵便社の立ち上げメンバーにヴァイオレットを誘ってドールになる、が原作のヴァイオレットでした。

このCH郵便社は武闘派ぞろいで、荒事大好き。

ヴァイオレットの武器は「ウィッチクラフト」というヴァイオレットの身長ほどある大きな戦斧だそうです。

ちなみにカトレアは馬鹿力もちで、ベネディクトは凄腕の元傭兵ですって。

 

ギルベルトについて

アニメでもでましたが、厳格な軍人の家系の生まれで厳しく育てられたのは変わりません。

性格がちょっと男っぽい感じで、頼りがいがありそうな大人の男性って感じです。

腹黒さというか、腹芸もできそうなちょっと悪い雰囲気もあっていい感じ。

アニメの方はちょっといいとこの坊ちゃんっぽさがあって、あんまり頼りにならなそう・・・なんて思ってました。

インテンスの作戦の後は行方不明になっておらず、入院して眠っているヴァイオレットの義手を見て涙を流したというシーンがあります。

ギルベルトは隻眼に片腕が義手になっているようで、義眼はないのか?と思いましたね。

戦いが終わっても軍にとってヴァイオレットの存在は有益なもので、軍に戻そうと考える輩がいたようです。

ギルベルトはそんな軍からヴァイオレットの存在を守るために、権力を持とうとしています。

 

二人をとりまく環境

ホッジンズの起こした会社、CH郵便社は危険な地域でも配達に行くために武闘派の社員を多く雇っています。

そんな中にいるので、ヴァイオレットももちろん戦います。

カトレアはアニメより性格がちょっと幼い感じで、ベネディクトは喧嘩っ早い。

この二人が良い感じにくっついていて、ホッジンズが相変わらずみんなのお父さんっぽくて独り者です。

ホッジンズの幸せがくるといいな。

ラックスという子は、ヴァイオレットが絡まれた怪しい宗教団体のいけにえにされそうになっていた女の子です。

ヴァイオレットが助け出して、行くところがないのでCH郵便社で働くことになりました。

ギルベルトは、この中のベネディクトがヴァイオレットを好きなんじゃないかと警戒しています。

ギルベルトはヴァイオレットが可愛くて仕方ない様子が最後に書かれていて、ヴァイオレットも幸せそうで、大満足のラストシーンでした。

 

まとめ

いかがでしたか?

ヴァイオレットとギルベルトのその後はアニメと原作で違いがありましたね。

そもそもアニメと原作のキャラが若干違いますし、登場人物もいたりいなかったりでした。

どちらも面白い作品なのでどちらが良いかと言えば、個人的にはどちらも良い!です。

もし、まだ原作を読んでいないならぜひ読んでみることをお勧めしたいです。

ヴァイオレットとギルベルトのその後とかアニメと原作の違いを知るためだけではなく、ただ良い作品なので、お勧めしたいです。