セラピスト

セラピストの仕事と本音とは?元セラピストが語る現実!

セラピストの仕事と本音

最近、あちこちにリラクゼーションのお店ができていますね。

そこで働く多くの人たちはセラピストと呼ばれています。

セラピストの仕事内容はいろいろありますが、今回はあちこちでよく見かけるリラクゼーションサロンのボディケアセラピストについてお話します。

興味がある方も多いのではないでしょうか?

求人でもよく見かけますが、働く人たちの仕事をしてみた本音はなかなか聞こえてこないもの。

その本音の部分をちょっと聞いてみませんか?

 

セラピストの仕事と本音!元セラピストが語る良かったこと3つ

まず、良かったことからご紹介していきましょう。

この仕事をやりたいと希望される方は、「人に喜んでもらいたい」「疲れている人を助けてあげたい」「誰かの役に立ちたい」などの優しい気持ちから始められる場合が多いのではないでしょうか?

その気持ちはお客さまにも伝わり、良い関係を気づくことができる大事なものです。

大切にしてくださいね。

 

お客様が笑顔になって喜んでもらえたことがわかった時

何を当たり前なことを、と思われるかもしれないですが、これがすごくうれしいんです!!

「ありがとう。気持ちよかったわ~」

この1言で頑張ってよかった~って報われる気持ちがします。

そこで次回ご指名なんてしてもらえると、さらに励みになりますよ。

初めて指名をいただいたお客さまのことは今でも覚えていて忘れられません。

ここで出会うお客さまはこの仕事をしていないと出会えない人たちです。

来店直後はすごく不機嫌な顔でぶっきらぼうな態度で何様かと思うような方が、帰るときにはご機嫌の笑顔で足取りかるくなって帰る。

すごい達成感です。

ぜひ、あのゆるんだ良い笑顔をたくさん見てもらいたいですね。

 

人との出会いが面白い

セラピストの現場は面白い人が多いのは、みなさん職人気質だからなのでしょうか。

セラピストという仕事をしている人は一癖も二癖もある人が多く、扱いに困る人が多い印象です。

でも、技術はしっかり持っていて侮れない。

自分の人間力を鍛えるには良い環境です。

気難しい人ほど素晴らしいのは不思議ですが、職人というのはそういうものなのでしょう。

お客さまも普段は出会わないような人と出会えたりします。

お相撲さんが来られた時はベットの幅に余裕がなくてびっくりしました。

外国人の方も時々来られます。

日本語が通じないときは、ジェスチャーと片言のに日本語で何とかコミュニケーションを図ってみたり。

日本のようなボディケアはないようでとても喜んでいただけます。

 

頑張れば頑張った分だけ収入が増える!

ボディケアセラピストの仕事は人気商売。

頑張って技術を磨き、接客術を学んでいけばお客さまが喜んでくれて、それがそのまま収入につながります。

頑張った分だけ目に見える形で成果がわかるところが次へのやる気につながりやすい。

これは報酬が歩合制を取っているところだとよくわかりやすいと思います。

会社によって歩合給の設定は違うので、そこは調べてみるとよいでしょう。

時給制にしているところではあまり変化はないかもしれません。

 

セラピストが仕事で辛かった時のその本音とは?元セラピストによる厳選3つ

今度は辛かったことを3つご紹介します。

良いことがあれば悪いこともありますよね!

リラクゼーションはサービス業。

技術ばかりではうまくいかないのが接客業の辛いところ。

でも、ここを乗り越えていけたらかなり強くなれます。

 

自分の体を酷使することになる

かなり力仕事になるので、身体をいたわらないとかなり辛いです。

予約が詰まってくると休憩時間も取れないことも多く、食事もとれずに10時間通して仕事をしていた、なんてこともありました。

上手く休憩時間を組み込めればそんなことにはならないんでしょうが、気を使ってしまったり、他のセラピストやお客さまの目があって休めないということもあります。

また、身体を痛めて辞める人も後を絶ちません。

腕や指、肩、腰は態勢を工夫しながらとか、サポーターを付けるなどしていきましょう。

 

職場内での人間関係

これはどこでもあることだと思いますが、ここでもあります。

指名の多い人に嫉妬し、それがそのまま態度にでたり。

人気の有るないが収入に直結というわかりやすい結果になるので余計にですね。

つい数日前まで自分を絶賛して指名をしてくれていたお客さまが、1回他のセラピストがついたら次からはそちらの指名になっていて、こちらには目もくれなくなり挨拶も無視されるというお客さまの移り変わりも堪えます。

なにか悪いことをしてしまったのかと落ち込んだりするんですが、だいたいは何も悪いことはなく、ただあちらの方が良かったというだけ。

それはそれで堪えますけどね。

 

閑散期と収入の変動

この仕事はお客さまあってのものです。

お客さまの都合に振り回され、こちらでは来店客数の予測がつきにくい仕事です。

たまに暇な日があるのはいいですが、続くと困りますね。

とくに歩合制を取っている場合は、お客さまがいないと収入は¥0。

交通費や食事代などマイナスになります。

歩合給の場合、たいていは交通費などでませんし、お店からの保証は何もない場合が多いのではないでしょうか。

個人でお店を経営されている場合も閑散期は問題です。

収入は月額ではなく年間通して考えるのがよいでしょうね。

もちろんボーナスも有休も失業保険もありません。

掛け持ちで働いて、ある程度安定した収入を確保するのも一つの方法です。

 

まとめ

 

元セラピストが話す仕事と本音、いかがでしたでしょうか。

セラピストは出会いのある良い仕事だと思います。

でも、厳しいことも多いので辛いというのも本音です。

異業種の方が、副業にするために始める場合も多いようですが、副業にするには難しいと思います。

辛いことも含めて、やっていきたいと思える方に長く続けていっていただければ良いなと思います